【TH10・TH11】対戦用クイヒーディガホグの解説(プランニング編)
記事1つ目です。なすです。
今回はTH10,TH11の最強戦術クイヒーディガホグの解説をしていきます。ディガホグは難易度が低いものの非常に強力で、TH11以降もずっと使うことが出来る編成です。
クイヒーディガホグはTH12以上とTH10,11で使い方が大きく異なります。まずは簡単なTH11,10のディガホグから慣れていきましょう。当記事ではTH11を前提としてお話しますが、TH10でもすることは同じです。
このブログでは
・ディガホグが刺さる配置
・編成の決め方
・プランの建て方
・リカバリーの仕方
・呪文の打ちどころ
を解説していきます。
大まかな流れ
ご存知かと思いますが、大まかな流れとしては
クイヒーで援軍処理→投下兵舎とキングでサイドカット→本隊投入(ディガホグ投入)
です。
各ヒーローと援軍の役割を確認しておきましょう。
ヒーローの使い方
・アーチャークイーン...クイヒーで援軍処理。本隊のサイドカットも兼ねる。
・グランドウォーデン...本隊の後ろに付けてディガホグのHPアップ。エターナルトームはイーグル砲がディガホグに着弾するときが最優先。
・バーバリアンキング...使い方はいろいろありますが、通常は本隊のサイドカット。
援軍の使い方
兵器...投下兵舎でサイドカット。サイドカットが不要な配置であればフレイムシューターや突撃艦なども可。この記事では投下兵舎を前提としてお話します。
援軍...全部ホグライダー。時間差で出てくる高レベルなホグライダーは非常に強力です。
援軍(呪文)...TH10ならポイズン、TH11ならポイズン+フリーズ。高レベルなポイズンを使うことでクイヒーの天敵であるスーパーガーゴイルにも簡単に対応できます。
配置選び
クイヒーが刺さればクイヒーディガホグが刺さると言っても過言ではありません。クイヒーで援軍処理がしやすい配置であればどこでも大丈夫ですが、クイヒーが終わった段階で残りの設備がL字になっているとディガホグを伸ばしやすいです。
ではクイヒーで援軍処理がしやすいとは何でしょう?
クイヒーの天敵はシングルインフェと複数のクロスボウです。
例えば、クランの城が真ん中にあるけど、その近くにシングルインフェが2本立っていてクイヒーが通せないとなるとかなり苦しいと思います。
当たり前ですが、クイヒーがしやすいとは天敵がいないことです。これが配置選びの肝になります。
極端な回廊陣のようなそもそも援軍までたどり着けない配置もクイヒーがやりづらいです。
下の画像をご覧ください。テンプレ配置ですが、この配置にはめちゃくちゃディガホグが刺さります。
このように左右対称の配置を対称陣といいます。対称陣はクイヒーが簡単で、例えばこの配置なら6時からクイヒーを始めると右か左に逸れていくと思うのですが、左右対称なのでどちらに逸れても大丈夫なんです。
クイーンが動いた方向の壁を開けてクロスボウの部屋にクイーンを入れていけば援軍処理ができます。
このようにまずは援軍処理がしやすい配置から始めてみましょう。
なお、援軍のほかにクイヒーで処理しておきたい設備は以下の通りです
・イーグル砲...ウォーデンが工事の時などはクイヒーでイーグル砲を破壊しておかないとディガホグは即死します。ウォーデンがいたとしても最優先で壊しておきたい設備です。
・マルチインフェ...これもやはりディガホグの敵です。特段意識する必要はありませんが、クイヒーで壊せるなら壊せた方が得です。
・防衛のキング・クイーン...先行したホグや援軍のホグが逸れてこいつらにボコられることが多々あります。ディガーは反撃できますが、数体でヒーローに挑んでも瞬殺されるだけです。こちらも特段意識する必要はないのですが、事故を減らすため、可能なら処理しておくといいです。
配置選びのコツはクイヒーが伸ばせる配置を選ぶことです。
編成を決める(プランニング)
私は編成を3パターンに分けて考えています。
「本隊ユニット」「サイドカット・削りユニット」「回収ユニット」です。
本隊ユニットを決める
本隊ユニットとはどの配置に行くにしても外せないユニットのことです。例えばクイヒーをするのですから、ヒーラーは必須です。ディガーやホグライダーも当たり前に必須です。ウォールブレイカーももちろん必須です。
私の中では上の画像のユニットが本隊ユニットです。必要に合わせてホグやディガーを減らしたりスーパーウォールブレイカーを1体にしたりしますが、リカバリーのためにスーパーウォールブレイカーは2体のほうが安定します。
エアバルーンはホーミングチェック用です。クイヒーをするとき、ホーミング対空地雷でヒーラーが死ぬときがあると思います。それをケアするためのエアバルーンです。
残りの28枠でサイドカットや削り、回収をしていきます。
サイドカットユニットを決める
クイヒーのサイドカットは火力が高く、確実にカットできるユニットを使うことが一般的です。クイーンが変な方向に歩いた時点で逸れるのが確定してしまうためです。
資源設備ならスニークゴブリン、他の設備ならベビードラゴンがおススメです。スニゴブはポンプ系に1体、タンク系に2体必要です。
ベビードラゴンでなくウィザードを使う方がいますが、ウィザードはHPが低すぎるのでトラップなどで瞬殺されることがあります。非初見攻めのときや、確実に安全と言い切れるときだけのほうがいいと思います。
クイヒーのサイドカットは慣れが必要です。経験を積んでどれだけ必要かを覚えていくしかないと思います。
TH11ならスニゴブ4体ベビドラ1体、TH10ならベビドラ2体積んでおけばとりあえず安定します。
下の画像を6時からクイヒーを始めて、クロスの部屋どちらかに入れていくとしてください。サイドカットに何を何体連れていきますか?
私はスニゴブ2体とベビドラ1体にしました。左に逸れても右に逸れてもスニゴブ2ベビドラ1でサイドカットできます。例えば左に逸れた場合は以下のようにカットすればクロスの部屋に入れます。この部屋に入ればイーグル砲も援軍も処理できます。
削りユニットを決める
削りユニットとは、その名の通り相手の設備を削るユニットのことです。
クイヒーを始める前に削れる設備をアーチャーやガーゴイルで削るということです。
ディガホグの場合、L字の曲がり角のあたりと最終区画のあたりで削ると上手くいくことが多いです。後述しますが、ディガーが外の設備に逸れて中の設備が残るという事故を防ぐことが出来ます。
再びこの配置で考えます。6時からクイヒー、2時当たりの設備をキングと投下兵舎で削り、3~4時からディガホグをすると考えてください。どの設備をどのユニットで削りますか?
私はガーゴイルを5体使って以下の設備を削りました。
これは正直配置が悪いとしか言えませんが、たったの10枠で大砲4つとボムタワーを破壊することが出来ました。
大砲を削った後、周りの設備もガーゴイルで破壊できます。プランニングの段階で削りを頭に入れておくと時間切れのリスクや事故を大幅に減らすことが出来ます。
それではプランニングするときに頭に入れておきたい削りを紹介しておきます。
一つ目はガゴで対地設備の破壊。
二つ目がボウラーのバウンドで壁内の設備の破壊。
複数の条件を満たして初めてボウラーでカットが出来ます。
1.壊したい設備が「ウィザードの塔」「ボムタワー」「対空砲」「エアースイーパー」「速射モードのアーチャータワー」「二連砲」であること。(射程の短い設備もしくは対空設備と覚えてください。)
2.壁の外側に金庫やタンクなどHPの高い設備があること。(壊したい設備のHP<外側の設備であること)
3.設備と設備の間が2マス以内であること。
4.ボウラーが他の設備でやられないこと。
つまり、下の画像みたいなところです。
撮影用に配置を作りましたが、対戦でも結構あります。なんならプロリーグでもボウラーカットは行われます。
このような配置があれば削りは入れるべきです。外側の防衛設備はホグが逸れる要因になったり、回収ユニットを出せずに時間切れになる原因になったりします。必ずカットしてください。
三つ目がアーチャーの削り
下の画像の金庫はアーチャーで削ることが出来ます。角の設備を残すとディガーが逸れたりするので積極的に削っていきたいです。特に金庫のようなHPの高い設備はカモです。この場合は無理ですが、バーバーリアンでもできるならバーバリアンでもOKです。
回収ユニットを決める
クラクラに事故はつきものです。クイーンが序盤で死んで時間切れになったとか、最後ディガー数体だけ残って時間切れとか、角大工が残って99%とか...
回収ユニットはそんな事故のリカバリー対策専門のユニットです。私はアーチャーとウィザードを数体ずつ持って行くことが多いです。最後嫌な位置に大砲が残って回収ができない!という経験がある方はガーゴイルを持って行くといいと思います。即効性のあるスニゴブももちろん効果的です。
さて、いつもの配置です。最終的に私は以下の編成で攻撃しました。
全部説明します。
アーチャーとウィザード...回収用。
スニゴブとベビドラ...クイーンサイドカット用。残ったら回収用。
バルーン...ホーミングチェック用。
ガーゴイル...削り用。最初に使うので残らない。
スーパーウォールブレイカー...クイヒー壁空け用
以上がプランニングの話になりました。
意識することは
・クイヒーが刺さる配置を選ぶ
・削りができないか考える
・回収ユニットを持って行く
でしたね。
TH10の編成例
ウォールブレイカーは8体のほうが安定します。
攻撃編